【第6回 オンライン読書会】渡邉雅子著『論理的思考とは何か』(岩波書店、2024年刊)

開催期間: 2026年2月2日 19時00分 〜 20時30分
開催場所:Zoom限定(出席希望の方のみZoomURLをお知らせします)

・日時 令和8年2月2日(月) 19:00~20:30

・テーマ本:渡邉雅子著『論理的思考とは何か』(岩波書店、2024年刊)

・ファシリテーター:小倉泰憲さん

〈内容〉
本書は、他者と話が通じない、分かり合えないと感じる理由の一つとして「立場の違い」を挙げています。著者は4つの論理と4つの領域を提示し、それらの組み合わせが食い違うと、相手の話を論理的だと認識できなくなると論じています。
注目すべきは、4つの領域の中に「世間」に通じると思われる領域が含まれている点です。渡邉氏は経済領域、政治領域、法技術領域、社会領域を挙げ、そのうち社会領域の代表例として日本を取り上げています。そこでは共感や哀れみが中心的な価値とされており、文章を読み進めると「世間」を論じているようにも感じられます。
本学会では「社会」と「世間」を明確に区別しています。渡邉氏の議論との間に言葉のずれがあると感じる方もおられるでしょう。今回の読書会では、この食い違いに目を向けることで、本質的に重要な論点を浮き彫りにしたいと考えています。

注1)テーマ本はお読みのうえ、ご参加ください。
注2)録画はしませんので、アーカイブ配信はありません。

ご参加希望の方は、以下のURLから(会員サイトへのログインが必要)ご登録をお願い致します。
なお、出欠登録すると「出席状況」にお名前、コメントが表示されますので、あらかじめご了承ください。

https://miitus.jp/t/seken/schedule/23/

一般の方は、入会をご検討中の方のご参加は可能です。以下よりお問い合わせください。
https://miitus.jp/t/seken/inquiry/

(申し込み締め切り 1月25日まで)